これまでの活動
2011年4月
「北日本サブカルチャー研究会」 が発足。
2011年9月17日
「北日本サブカルチャー研究会」 第1回例会を,北海道大学大学院文学研究科において開催 (日本近代文学会北海道支部との合同開催,後援:(財)富山県高等教育振興財団 )。
- 趣旨説明 「富山におけるサブカルチャーの諸相と分析」について: 横濱 雄二 (北海道大学助教)
- 報告 「アニメに写る富山――『true tears』を素材として」: 大石 玄 (釧路高専准教授)
- 報告 『納棺夫日記』と『おくりびと』の〈間〉: 近藤 周吾 (富山高専専任講師)
2012年3月16日
「北日本サブカルチャー研究会」 第2回例会を,富山大学において開催。
- 報告 「アニメにみる地域表象――『true tears』を例として」: 大石 玄 (釧路高専准教授)
- 報告 「『花咲くいろは』を読む」: 西田谷 洋 (愛知教育大学准教授)
- 総合討議: 大石玄,西田谷洋,押野武志(ディスカッサント・北海道大学教授),横濱雄二(ディスカッサント・北海道大学助教),近藤周吾(総合司会・富山高等専門学校准教授)
2012年7月
「北日本サブカルチャー研究会」 を母体として 「地域コンテンツ研究会」 が発足。
2012年9月1日
甲南女子大学において第1回研究会を開催
- 開会の辞 近藤周吾 (富山高等専門学校准教授)
- 趣意説明 地域コンテンツ研究会の設立について 横濱雄二 (甲南女子大学講師)
- 研究発表(その1)
- 近藤周吾 「顔貌性から地貌性へ――具象/抽象のあわいを分析するために」
- 研究発表(その2)
- 横濱雄二 「野坂昭如「火垂るの墓」の虚構と地域表象」
- シンポジウム「コンテンツと地域表象の問題系」
- 西田隆政 「『忍たま乱太郎』の「聖地」をめぐって」
- 萩原由加里 研究発表と報告に対するコメント
- 討議
- 閉会の辞 横濱雄二
2013年3月16日
富山高専射水キャンパスにおいて第2回研究会を開催。
- 総合司会 横濱雄二会員 (甲南女子大学講師)
- 開会の辞 岡本勝規氏 (富山高等専門学校准教授)
- 研究発表(1)「異類変身譚における地貌性――『おおかみこどもの雨と雪』の位置」 近藤周吾会員 (富山高等専門学校)
- 研究発表(2)「アニメ『Another』における謎解きと舞台探訪――ミステリ論の立場から」 諸岡卓真氏 (藤女子大学)
- 講演 「コンテンツが地域に「つながり」を創りだす――『n次創作観光』におけるコンテンツと地域」 岡本健氏 (京都文教大学)
- 開会の辞 近藤周吾会員
2013年9月7日(土)
広島国際学院大学袋町キャンパスにおいて第3回研究会を開催。
- 研究発表(1)「ビジュアルノベル舞台探訪論 : 『FORTUNE ARTERIAL』における空間構成」 杉本圭吾(北海道大学大学院文学研究科修士課程)
- 研究発表(2)「アニメーション演出と聖地巡礼の関係 : 虫プロ演出と東映演出」 一藤 浩隆
- 研究発表(3)「地域コンテンツから見た広島の現在」 谷口 重徳(広島国際学院大学)+川崎 まみ(広島オタクマップ代表)
- 研究発表(4)「コンテンツツーリズムにおける地域組織構造 : まちおこしにおける伝統的保守主義の問題」 風呂本 武典(広島商船高専)
- シンポジウム 《地域コンテンツと地域振興の現在と問題点》
- パネリスト : 谷口重徳,川崎まみ,風呂本武典,大石玄(釧路高専准教授),近藤周吾(富山高専准教授)
2014年4月27日(日)
富山県立文学館「高志の国文学館」にて第4回研究会を開催。
- 特集: まちの未来をつくる
- 【第1部】 報告・話題提供
- 「まちの未来を学生がつくる」 小泉葵 (富山高専国際ビジネス学科4年)
- 「文学館におけるアニメ・マンガの役割」 大川原竜一 (高志の国文学館 主任学芸員)
- 「夢みる力を、つくる力へ ―― 地域・コンテンツ・人間」 近藤周吾 (富山高専准教授)
- 【第2部】 講演
- 「アニメ舞台からのまなざし ―― アニメと地域文化のエマージェンス」 花房真理子 (慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程1年)
- 【第3部】 総合討議
- 大石玄 (釧路高専一般教育科准教授)
- 近藤周吾 (富山高専一般教養科准教授)
- 谷口重徳 (広島国際学院大学情報文化学部准教授)
- 花房真理子 (慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程)
- 風呂本武典 (広島商船高専流通情報工学科准教授)
- 横濱雄二 (甲南女子大学文学部講師)
2014年8月30日(日)
北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟にて第5回研究会を開催。
- 【第1部】 研究発表
- 「地方都市でのコンテンツツーリズム実施に関わるコンテンツホルダーと自治体との関係」 風呂本武典 (広島商船高専流通情報工学科准教授)
- 「市川崑の金田一耕助映画とディスカバー・ジャパン」 横濱雄二 (甲南女子大学文学部准教授)
- 【第2部】 総合討議「コンテンツツーリズムとステークホルダー」
- 大石玄 (釧路高専一般教育科准教授)
- 近藤周吾 (富山高専一般教養科准教授)
- 谷口重徳 (広島国際学院大学情報文化学部准教授)
- 風呂本武典 (広島商船高専流通情報工学科准教授)
- 諸岡卓真 (北海道情報大学経営情報学部准教授)
- 横濱雄二 (甲南女子大学文学部准教授)
2015年3月8日(日)
卑弥呼蔵(広島県三次市)において第6回研究会を開催。
- 「広島県における地域コンテンツの創出とコンテンツツーリズムの課題」
- 谷口重徳 (広島国際学院大学情報文化学部准教授)
- 風呂本武典 (広島商船高専流通情報工学科准教授)
2015年8月29日(土)
甲南女子大学において第7回研究会を開催。
- 報告 「地域コンテンツとしての〈民謡〉」 近藤周吾 (富山高等専門学校准教授)
- 報告 「異国情緒と港町――コンテンツ作品で北海道を読む」 杉本圭吾氏 (北海道大学大学院文学研究科)
- 討議 「地域コンテンツ文化を学ぶ/考える」 谷口重徳 (広島国際学院大学情報文教授)
2016年3月13日(日)
富山県民会館において第8回研究会を開催。
- 【第1部】 基調講演
- 「アニメ聖地巡礼とコンテンツツーリズム」 由谷裕哉氏 (小松短期大学地域創造科教授)
- 【第2部】 特集「島と地域コンテンツ」 発表
- 「島・文芸映画・地貌性――『二十四の瞳』と『八日目の蝉』の小豆島」 近藤周吾会員 (富山高専准教授)
- 「コンテンツに描かれる《島》という空間」 大石玄会員 (釧路高専准教授)
- 【第3部】 特集「島と地域コンテンツ」 パネルディスカッション
- 風呂本武典会員 (広島商船高専流通情報工学科准教授) : コーディネーター
- 大石玄会員 (釧路高専) : パネリスト
- 近藤周吾会員 (富山高専) : パネリスト
- 谷口重徳会員 (広島国際学院大学情報文化学部准教授) : パネリスト
2016年9月10日(土)
北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟において第9回研究会を開催。
- 杉本圭吾会員(北海道大学大学院文学研究科) 「E-mote時代におけるビジュアルノベルの風景――『まいてつ』を例に」
- 横濱雄二会員(甲南女子大学文学部准教授) 「作品の空間と実在の空間の関係再考」
- 大石玄会員(釧路高専一般教育部門准教授) 「地域コンテンツの評価尺度 : 酒井亨著『アニメが地方を救う!? 聖地巡礼の経済効果を考える』の書評に代えて」
- 西田隆政氏(甲南女子大学文学部教授) 「地元と作品との理想的な関係――尼崎と『落第忍者乱太郎』」
2017年3月12日(日)
甲南女子大学において第10回研究会を開催。
- 萩原由加里氏(甲南女子大学) 「政岡憲三と地域」
- 毛利康秀氏(日本大学) 「フロー理論に着目したコンテンツツーリズムの持続的振興に関する予備的考察」
- 横濱雄二会員(甲南女子大学) 「『君の名は。』の聖地巡礼 : 各種報道を中心に」
- 杉本圭吾会員(北海道大学大学院) 「変容するユートピア : 『アストラエアの白き永遠』論」
- パネルディスカッション「地域コンテンツ研究史の批判的検討」 大石玄(釧路高専)・近藤周吾(富山高専)・谷口重徳(広島国際学院大)・風呂本武典(広島商船高専)
2017年9月12日(月)
富山大学において第11回研究会を開催。
- 出版に係る編集会議のため外部非公開で開催しました。
2017年11月25日(土)
富山大学において,北日本サブカルチャー研究会ならびに富山大学人間発達科学部日本文学会との共催で,研究会を開催
- 東海 義仁(富山大学大学院生) : 「村上春樹「『ドライブ・マイ・カー』論」
- 西田谷 洋(富山大学) : 「反共リベラリズムの借用と勃興の物語学 ――『クロムクロ』を読む」
- 近藤 周吾(富山高専) : 「『君の膵臓をたべたい』の忌み名をめぐって」
- 横濱 雄二(甲南女子大学): 「地域コンテンツ研究の射程」
2017年9月12日(月)
釧路高専において第12回研究会を開催。
- 小田島本有氏(釧路高専教授・副校長): 「河崎秋子の文学 〜『肉弾』を題材として」
- 山路敦史氏(武蔵野大学非常勤講師): 「安吾と《武蔵野》」
- 近藤周吾会員(富山高専准教授): 「戦後メディア・ミックスの先駆としての源氏鶏太『青空娘』――脱〈郷土〉、あるいは、〈雑誌・ラジオ・映画・原作〉の四者間力学における若尾文子と島倉千代子」
2018年8月29日(月)
甲南女子大学において第13回研究会を開催。
- 大石玄(富山県立大学): 「横須賀『はいふりコミュニティスペース』にみるサードプレイスの可能性とその限界」
- 毛利康秀(静岡英和学院大学): 「コンテンツツーリズムの担い手としてのファンの作品選好に関する考察――『ラブライブ!サンシャイン!!』ファンを事例として」
- 林未来氏(神戸・元町映画館): 「元町映画館のこれまでとこれから(仮)」
2019年3月9日(土)
サテライトキャンパスひろしまにおいて第14回研究会を開催。
- 毛利康秀(静岡英和学院大学):「非現地型・間接的コンテンツツーリズム」の展開可能性に関する考察――東京都多摩市を事例として
- 杉本圭吾(北海道大学大学院):音楽ゲームにおける地域コンテンツ試論
- 近藤周吾(国立富山高等専門学校):音楽自体の意味性と、音楽に付与される意味性は分節できるのか?――"Mamma Mia! Here We Go Again" 論の前提としての楽曲分析の可能性
- 西崎智子(広島フィルム・コミッション):アニメーション映画『この世界の片隅に』と呉・広島
- ディスカッション「地域コンテンツ研究の展開」
2019年9月13日(金)
富山県立大学 射水キャンパス において第15回研究会を開催。
- 五十嵐 大悟氏(じゃらんリサーチセンター): 産業の目線と学術の目線から見る観光促進 ―― 観光学やコンテンツ研究の実学としての妥当性について
- 大西 宏治氏(富山大学人文学部教授):人口減少社会における地域の特徴を残した地域運営
2020年3月21日(金)
甲南女子大学での開催を予定していた第16回研究会は,新型コロナウィルスの感染拡大を受けて中止となりました。
シンポジウム「ミステリと地域性」
諸岡卓真氏(北星学園大学経済学部准教授): ミステリと札幌
押野武志氏(北海道大学大学院文学研究院教授): 被災地表象とミステリ
井上貴翔氏(北海道医療大学看護福祉学部講師): 〈トラベルミステリ〉をめぐって
横濱雄二会員(甲南女子大学文学部准教授): 「1970〜80年代ミステリ雑誌における旅行記事
2022年3月7日(金)
富山県立大学 射水キャンパス において第17回研究会を開催。
- 大石玄(富山県立大学):「富山における地域コンテンツの現状」
- 近藤周吾(富山高専):「地域コンテンツの地層――「峠の釜めし」における掛け紙的なメディアミックスについて」
- 風呂本武典(広島商船高専):「地域に根付くコンテンツを継承する――長野県小諸市におけるコンテンツツーリズムと,地元漫画家「小山田いく」の「社会化」を考察する」
2022年9月2日(金)
キャンパスプラザ京都 において第18回研究会を開催。
シンポジウム「地域コンテンツとしての《ご当地キャラ》を考える」
- 大石玄会員(富山県立大学): 趣意説明
- 五十嵐大悟氏(放送大学大学院修士課程): 「足利ひめたま痛車祭の来場者・出展者分析――2013年調査と2022年調査の比較より」
- 横道誠氏(京都府立大学文学部): 「『地下鉄に乗るっ!』――コンテンツ・ツーリズムとヴァナキュラー文化について考える」
- 渡辺賢治会員(常磐短期大学): 「地域コンテンツとしての『温泉むすめ』の可能性」
2023年3月6日(金)
甲南女子大学 において第19回研究会を開催。
- 谷口重徳会員(甲南女子大学): 地域コンテンツとしての民藝
- 風呂本武典会員(広島商船高専): 廃線鉄道遺産の観光活用――三江線・宇都井駅の地域コンテンツ化
- 木村至聖氏(甲南女子大学): コロナ以後の観光体験に求められるものとは――遺産観光(ヘリテージ・ツーリズム)から考える
2023年8月29日(火)
とかちプラザ(北海道帯広市)において第20回研究会を開催。
- 渡辺賢治会員(常磐短期大学幼児教育保育学科准教授)「旅行ガイドブックからキャラクターコンテンツへ: 地域創生における物語の再構築」
- 杉本圭吾会員(鹿追町立神田日勝記念美術館学芸員)「神田日勝を通して戦後の十勝美術を見る」
- 大和田努 氏(帯広百年記念館学芸員)「北海道十勝地方の近代史――開拓の進展・産業の形成と、地域の自意識」
- 総合討議《地域×コンテンツ×ミュージアム》(16:30~17:30)
- 大和田努 氏(帯広百年記念館学芸員)
- 杉本圭吾 会員(鹿追町立神田日勝記念美術館学芸員)
- 渡辺賢治 会員(常磐短期大学幼児教育保育学科准教授)
- 司会: 近藤周吾 会員(北海道大学文学研究院内地研究員)
2024年3月4日(月)
富山県立大学射水キャンパスにおいて第21回研究会を開催。
- 大石 玄(富山県立大学): 高志の国文学館とのコラボ企画『アニメとマンガで地域を学ぼう!』実施報告
- 風呂本 武典(広島商船高専): SEIKAサブカルフェスに見る、二次元系コンテンツの地域活用事例のスキームについての整理(地場産業、自治体、行政サービス団体)
- 五十嵐 大悟(じゃらんリサーチセンター研究員): 「アニメ聖地(ロケ地)が決定される要因とロケ地決定後の地域対応の研究成果概説」
2024年9月5日(木)
常磐短期大学(茨城県水戸市)において第22回研究会を開催。
- 近藤周吾(富山高等専門学校)「虚構・物語・人物における境界侵犯(メタレプシス)――嶽本野ばら『下妻物語』試論」
- 大石玄(富山県立大学)「《ご当地マンガ》で茨城の地域表象を探る:『茨城ってどこにあるんですか?』『茨城ごじゃっぺカルテット』『だっぺ帝国の逆襲』を素材として」
- 渡辺賢治(常磐短期大学)「継続的に展開する地域コンテンツとそのメカニズム――『茨ひより』『ガールズ&パンツァー』『温泉むすめ』を中心に」